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8020運動と不正咬合ー③

過去のブログ記事で「8020(ハチマル二イマル)」の達成を妨げるものとして「不正咬合」があることを伝えてきました。

※「8020(ハチマル二イマル)運動」とは、1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。80歳で20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができることから、この数値目標が設定されています。

今回は、8020の達成に大きく関わっている「不正咬合」を治すためにはどうしたら良いのか?についてお話をしていきます。

 

不正咬合と8020達成率

正常な歯並びに対して、何らかの問題点が生じている歯並びを「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。

不正咬合にはいくつか種類があり、奥歯が噛んだ状態で、前歯が噛み合わずに隙間ができている「開咬(かいこう)」、前歯の噛み合わせが深い「過蓋咬合(かがいこうごう)」、ガタガタな歯並びである「叢生(そうせい)」、噛み合わせが反対になっている「反対咬合(はんたいこうごう)」、上の歯が下の歯よりも前に出すぎてる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」、歯と歯の間に必要以上に隙間がある「空隙歯列(くうげきしれつ)」などがあります。

※不正咬合については、過去のブログに詳しく載せているので、気になる方はご覧ください。

2017年の厚生労働省の調査では、日本国民全体での8020達成率は51.2%であることが報告されていますが、不正咬合のある方では、達成率が明らかに低いことが分かっています。

それぞれの不正咬合と8020の達成率について、開咬では0%、過蓋咬合では13.5%、上の歯の叢生では0%、下の歯の叢生では28.8%、反対咬合では0%、上顎前突では15.4%、空隙歯列では5%です。どれも驚きの数値だと思います。

このように不正咬合は、そのまま放置しておくことで将来的に歯を失う原因となることから、治療が勧められる病態であることが分かります。

 

不正咬合を治すには?

それでは、不正咬合を治すにはどうしたら良いのでしょう?
不正咬合の治療法には、「歯科矯正治療」があります。

「矯正」という言葉を耳にすると、口の中に矯正装置がついている状態をイメージする人もいるのではないでしょうか。取り外し式のマウスピースタイプの矯正治療について知っている方もいるかもしれません。

矯正治療は、現在の保険制度では、保険治療の範疇にはないことから、多くの症例で自費治療となってしまいますが、不正咬合を改善する唯一の方法であり、不正咬合による不調を改善し、将来的に歯を守っていくためには大変価値のある治療法であるといえます。

 

矯正治療の種類

矯正治療には、大きく分けて2つの治療法があります。

「ワイヤーを用いた治療法」と「マウスピースタイプの治療法」です。

「目立ちにくいからマウスピースがいい」と思われる方もいるかもしれませんが、それぞれにメリットとデメリットがあり、歯並びの状態によっても適する治療法は変わってきます。

さらに、矯正治療とはいえど、歯だけに問題がある歯並びの方と、歯が生えている骨にも問題を抱えている歯並びの方とがいます。骨にも不正咬合の原因となる問題がある場合には、顎の骨を切って動かすことで、根本的な骨や歯の位置関係を変化させ、本来あるべき正常な歯並びへと近づけることができる場合もあります。

その場合は、歯科医院だけの治療ではなく、大学病院や手術のできる設備の整った病院と連携しながら治療を行っていく場合もあります。

歯だけの矯正を行うにしても、骨に対しても治療が必要になる場合でも、まず大切なのは「正確な診断を受けること」です。歯並びや顎の位置関係について改善したいことがあり、矯正治療についても興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

はら歯科クリニック

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