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お役立ちコラム

むし歯になる3つの条件

皆さんは、むし歯の原因が何であるか知っていますか?

・磨き残し
・食べかす
・お菓子
・プラーク
などなど、いろんな答えが出てくることかと思います。

最近では、テレビやSNSでもむし歯について詳しく取り上げられることもあるばかりか、調べるといつでもたくさんの情報が検索できることから、むし歯の原因について、よく知ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

答えは、「むし歯菌」です。
しかし、実はむし歯菌だけが原因ではありません。

むし歯になるには、大きく3つの条件が必要になります。
逆に言えば、この条件さえ整わなければ、むし歯になることを限りなく防ぐことができます。そのため、これからお伝えする3つのむし歯になる条件をよく頭に入れ、その3つが揃わないように、気をつけてお口のケアをしていきましょう。

 

むし歯になる3つの条件

1.むし歯菌
2.糖質
3.歯の質

まず一つ目のむし歯菌について、むし歯は主に「ミュータンス菌」という名前の細菌によって引き起こされます。

ただし、ミュータンス菌だけがいてもむし歯になることはなく、ミュータンス菌は、餌である「糖質」を食べることで酸を放出し、これが歯を溶かすことによってむし歯が作られます。これが、むし歯の条件の二つ目に「糖質」が含まれている理由です。

ただし、糖質ならどんなものでもむし歯菌の餌になるのかというと、そうではなく、むし歯菌の餌になりやすい糖質はショ糖や果糖と言われています。

反対に、むし歯になりにくい糖質は、ガムなどにもよく使われているキシリトールです。
しかし、日常生活を送る上では、お菓子だけでなく、食事の多くにショ糖が使われていることが多く、全ての糖質をむし歯になりにくいものに置き換えていくことは非常に難しいことです。

そのため、糖質をとった後は歯磨きをするようにして、むし歯菌が糖質を摂取するチャンスを少なくしてあげる必要があります。


最後に、歯の質について、むし歯菌がいても、お菓子を食べた後に歯磨きがうまくできていなくても、極端な話、歯が溶かされなければむし歯になることはありません。

分かりやすくいうと、「歯の質が丈夫であれば、むし歯を防ぐことができる」ということです。

歯の質を丈夫にするために有用だと言われている物質は「フッ素」です。
歯に適した濃度でフッ素を塗布したり、フッ素洗口を行ったりすることで、歯の質を改善し、強い歯を作ることができます。

フッ素を日常的に取り入れるには、まずは身近な歯磨き粉から取り入れていくことがおすすめです。歯科医院専売の歯磨き粉には、むし歯予防に効果的な濃度のものがあるため、フッ素でむし歯予防をしていきたい方は、ぜひお尋ねください。

 

まとめ

むし歯菌を減らすためには、毎日の歯磨きでプラークをしっかりと取り除いていくこと、そして定期的な歯科医院でのメンテナンスで磨き残しのチェックや、歯ブラシでは取りきれなくなった汚れなどを専用の器具で取り除いていくことが効果的です。

むし歯菌の餌となる糖質を減らすためには、お菓子や食事の後には歯磨きをする習慣を付けることや摂取する糖質の種類に気をつけることが大切です。

最後に歯の質を良好に保つためには、日常的なフッ素の使用と、歯科医院でのフッ素塗布やお口の状況に合わせたメンテナンスを行っていくことが望ましいです。

以上、むし歯になるための条件を知った上で、日々の歯磨きや、歯科医院でのメンテナンスを行い、むし歯にならないお口を作っていきましょう!

 

はら歯科クリニック

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