理想に近い治療を目指すため、患者さんの疑問や質問などをお聞きします。
「なぜ矯正治療が行いたいのか」「どういったゴールを目指すのか」をしっかり共有し、認識を同じものにしておきましょう。

問診や視診、レントゲン等を活用して検査を行うことで、最適な治療計画を立案します。
レントゲン撮影や型取り、口の中と顔の写真撮影を行うことで、口腔内を詳しく検査した上で、現在の歯や骨格の状態を確認します。

矯正治療は、時間をかけて歯並びや噛み合わせを治していくものです。
お口の状態によっては矯正治療の前に治さなければならない可能性がありますので、診察や検査結果をもとにご説明します。

初めて矯正装置をつけるときは、少し痛みや違和感を感じることがあるかもしれませんが、1週間程度で違和感なく治療ができるようになります。
装置をつけてからは歯の状態確認や装置の調整を行うための検査が必要です。

治療終了は、歯並びや噛み合わせが整ってしっかり噛めるようになったことが確認できたら、矯正装置を外します。
ただ、装置を取り外すと歯は元の位置に戻ろうとするため、歯が落ち着くまで1〜2年の期間で「リテーナー」という装置を使って安定させます。
リテーナーによるケアの間は、定期的にメンテナンスにきていただきます。